日誌。

 
--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
23
 
完結。
甥っ子ダリウスに、そして妹アニーに、真実を告げたダレン。
今のままでは人を殺して血を飲むバンパニーズになってしまうダリウスを救うために、ダレンは自分の血を彼に流し込み、一応無事成功。けれどこの時点で既に結構ヘロヘロです。
いよいよ最後の決着をつけるために、サーカスを張っていたスタジアムにかけつけるも、シルク・ド・フリークの仲間と彼女が人質に。
ダレンの合図で交戦開始、そしてついにバンパニーズ大王スティーブと一対一の対決に。
意外と呆気なくスティーブが刺され瀕死状態になった時に、ミスター・タイニーが明かした真実は正直「え゛…?」。
ミスター・タイニーがパパで、スティーブとも異母兄弟なんていーやーだー。
二人とも帝王にならずにすむためには刺し違えるしかとは思っていましたが、こんなの聞かされたら、死んででも運命変えたくなるかも。

で、死んだダレンですが、何千年か先の世界で生き返りました。
口の利けないリトル・ピープルとして蘇り、第1巻の初っ端の時代にUターン。
当時の自分にお土産を売るという複雑な気持ちを味わいつつ、ミスター・タイニーの目論見を打ち砕くべく、行動に出るダレン。

小さい頃の自分を驚かせて、クレプスリーがバンパイアであることを知らずにすむように、少しだけ運命の人選を変えました。
そして、ずっとつけていた日記を、この世界ではまだ生きているミスター・トールに預け、未来の自分に送ってもらえるようにしました。
未来の自分がこれを事実として受け止め、小説として書き直して世にだし、それを読んだバンバイア&バンパニーズに、自分たちが利用されていたと気づかせるために。

だから第1巻の冒頭で、

ダレン・シャンというのは、ぼくの本当の名前ではない。これから話すことは、なにもかもぜんぶぼくの身に起こったことだけれど……

と断りを入れたのだ、というオチはやられた感でいっぱいです。
この「ダレン・シャン」という小説自体が、今現在我々の世界のどこかにいるであろうバンパイアやバンパニーズに向けられたメッセージ。

運命を操るミスター・タイニーを出しぬくこのオチは爽快でしたが……。
ラストは、ダレンの死。
人間としての生を歩むことができるであろうもう1人の「自分」の幸せを願いつつ、崩れていくリトル・ピープルの体に別れを告げ、昇天。

両親とは偽の葬式後、会うことなく。
漸く会えた妹や、和解した甥っ子とも、ゆっくり語らうことなく。
恋人や友人とは戦いの中で別れたまま、看取られることなく。
ゆっくり時間が流れるバンパイアでありながら、結局は人間の時間で30年ほどしか生きることなく。
……よくよく考えると、運命に振り回された哀しい人生ですが。

楽園でクレプスリーが待っているだの、笑い声が聞こえてくるだの、何だか幸せそうに昇天して行ったので、よしにしましょう。
戻された世界でまだ生きているクレプスリーに対して、心の声で大好きだの、一言一言に聞き入ったりだの、隣を通りすぎるのに声もかけられなかったりだの、恋する乙女ですから!
でも父親呼ばわりはどうかと…人間パパ&ミスター・タイニーがいるんだから、これ以上パパは…;

あとは外伝が1冊。
いつの時代のどんな話なのか楽しみ半分、今度こそ終わりかと思うと淋しかったり。

Comment






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://fusuian.blog15.fc2.com/tb.php/119-44eb39ce

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

リンク

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

篠崎。

  • Author:篠崎。
  • 成分:肉・米・コーヒー・甘味。

最近の記事

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。